このブログはエアロハウス建築のプロセスを見ていただくことだけが目的ではなく、自分のための備忘録と考えています。非常にマイナーなことまで頻繁にアップしますので、本人以外はなにがなんだかわからない可能性大です。申し訳ありません。

2017年3月2日木曜日

浴室排水周りの防水作業

浴室の排水溝をいったん取り付けたのだが、本来はモルタルで埋めて使う排水溝、「やっぱあれじゃ水漏れで問題起こるかも・・」と考え直して、もう一度やり直す。
一旦はめ込んだ排水溝を引っぺがして、シーリング等剥がす。

排水溝のステンレス溝部分と塩ビのトラップ外側部分は、上からトラップ押さえをねじ込むとパッキンが効いて水が漏れない構造だが、トラップ掃除の後にねじ込みが甘いと水漏れするかもしれないので、まずステンレス溝とトラップ外側を、耐高温弾性エポキシで接着した。それでももしこの部分から水漏れすると困るので、下をFRP防水する。

排水溝のはまり込む部分。トラップ部は大きく穴を広げる。

今回はガラスマットではなく、ガラスクロス。値段は高いがマットよりずっと丈夫でずっと薄く、平らに仕上がる。またしなやかなので、立ち上がりの隅も結構きれいに出る。分厚くなると排水溝が入らなくなるので極力薄くする。よって今回はガラスクロスの1プライ

穴の部分はブチル防水テープを張って断熱材が溶けないようにしている。この写真はFRP樹脂を塗った後で下地が透け下の防水テープが黒く見えている。防水テープの布の部分にもFRPはしみこむので、表面の防水はOK.もちろん防水テープがはがれればFRPと下地ははがれるが、FRPが割れなければまあ大丈夫だろう。(インターネットでこういう防水テープの使い方を勧めているサイトがあった)
排水溝のトラップ継ぎ目から水が下に漏れたら、穴を通じて床下に流れる。床下はケイカル版が貼られているだけなので漏れてもたいした問題にはならない。

明日乾燥したら、排水溝が入るか確かめる。入らなかったら大ピンチだ。