このブログはエアロハウス建築のプロセスを見ていただくことだけが目的ではなく、自分のための備忘録と考えています。非常にマイナーなことまで頻繁にアップしますので、本人以外はなにがなんだかわからない可能性大です。申し訳ありません。

2017年1月28日土曜日

B棟スマートハウス化??(追記5まであり)

B棟をスマートハウス(ホームオートメーションとかインテリジェントハウスとか、みんな色々名付けてくれるから困る)にするため、研究中。Linuxあんまり知らないけど、何とかなるでしょう。5000円とかで超小型コンピューターが買えるのはすごい。

目標は・・・・

1)B棟にいるときは、個別の家電のリモコンを使わずに、携帯1つで操作できるようにする。(いちいちリモコンの学習が大変かな?)
2)B棟にいないときもB棟の家電を携帯でコントロールしたい。(冬はB棟に行く前に暖房をつけたい・・・寒すぎる)
3)防犯カメラの数を増やす。
4)将来的には携帯の音声認識で家電操作したい・・・・

うん、これで「砂の嵐に隠されて」いたらバビル2世(バベルではない)の秘密基地風。(ロデムとか居ればいいんだが・・・) 

村井先生どうですか、もしできたらエアロハウスのデフォルト仕様にしませんか?スイッチいらなくなりますよ・・・

追記)
 海外では外出先から自宅の電源タップなどを携帯でON/OFFできるようなものも安く販売されているようですが、それってセキュリティー上結構リスキーでは?と考えてしまう。自分の携帯から、商品のメーカー(他人)の設定したサーバーへ接続して自宅の家電をコントロールできるなら、その他人が悪意があったり、なくとも他人のサーバー(たくさんの家庭の電源のコントロールが可能とわかっているのでハッキングし甲斐がある)がハッキングされたりすると勝手にコントロールされてしまう。私はせめて自分でサーバー立てることと、VPNは必須だと思うんですが・・・

追記2)
 APPLEのHomeKitは基本インターネットから操作できないらしい。それなら安全かも。どうせ秘密基地と自宅はVPNでつないでいるので、自宅から秘密基地の家電操作はできる。ただiPhoneもMacも持ってないからな・・・

追記3)
 部屋の明かりも操作したいのだが、物理スイッチとどうすれば共存できるのか?特に三路とか四路とかと共存は・・・普通はできない。それっていいことなのか?物理スイッチをすべてなくしてもよいのだろうか?

追記4)
 アメリカではフツーに音声認識でのスイッチ操作と物理スイッチでの動作が共存できる環境らしい。具体的にはz-waveという規格(など、ほかにもあるらしい)に適合した物理スイッチをGEなんかが売っている。z-waveはサーバーが必要だけど、アマゾンのエコー(音声認識はアレクサ)なんかがサーバーになる。z-wave対応スイッチは物理スイッチだがon/off状態をサーバーに返す。だから、マスタースイッチ(実際の100Vをon/offする)を1つとスレーブスイッチ(サーバー経由でマスタースイッチにon/offを指示する)を追加すれば、3路でも4路でも配線なしでできるみたいだ。そして、アレクサ(サーバー)に音声で命令してもマスタースイッチをon/offできる。アマゾンのエコーやグーグルのホームはまだ日本では売ってないがRaspberry Piにつなげられるz-waveのUSBドングルは売っているいるのでPiもz-waveサーバーになれる。問題はGEのz-wave対応物理スイッチで、まあPSE認可されてないはず。(Amazon.comで40~50ドル位)
 日本は非常に遅れていて、アメリカではバビル2世のバビルの塔(秘密基地)がフツーに林立しているようだ。

追記5)
 日本では暖房器具を外出先からインターネットを通してONするのが認められていないというコメントがWEBにあった。火事になるかららしい・・・・でもタイマーで暖房がON/OFFするのは構わないらしい・・・相変わらずお役所の考えることは意味不明・・・
 よって床暖房をON/OFFするのは若干ハードルが高い。ほとんどの床暖房はリモコンがないのでリモコンサーバーを使うことができない。PiとSSR(リレー)回路で200VをON/OFFできたとしても床暖房のコントローラーへの根元の電源がON/OFFされるだけで、床暖房はON/OFFできない。一部の床暖房コントローラーはJEMA端子を持っているので、PiからJEMA端子をたたき、状態信号をPiが受け取る必要がある。コントローラーにJEMA端子を持っているのは床暖房メーカーでは少数派。どうやら、大規模な床暖房システムで複数のコントローラーを親コントローラーからJEMA端子でコントロールするケースを考えているメーカーだけ。(1つの床暖房のコントローラーは200V15Ax2回線位がMAX。200V15Aは分電盤の中の1回線のブレーカーの容量に依存するのであまり大きくできない。よって広い床に床暖房をつける場合は複数のコントローラーが必要で,、複数のコントローラーを1か所で集中コントロールするために親コントローラーと、子供コントローラーがJEMA回線でつながれるということらしい)

さてどうする。どうすれば3つのシモベに命令できるのか・・・・・いやそれはおいとく

北側の外側合板貼、終了

北側外壁終了。秘密の作業と台風ばりの暴風のせいで必要以上に時間がかかった。
2F北側は窓が大きいので壁があまりない。南側の1Fは階段のの細工(溶接作業を含む)が必要なのでまだ先になるか、それとも2F部分だけ先にやるか、どうしよう・・・


1Fバスルーム側
1F、秘密の壁。
2x8の3枚重ねの自作LVLの上に厚み調整の2.3mmベニヤを両面に貼って120mmにする。
筋交いの金物の厚さは2mmなのでその部分は厚さちょうどOK。マジ時間かけすぎ・・・

2017年1月18日水曜日

アーク溶接の安全教育講習

下山してアーク溶接の安全教育講習
3日間のうち1日目です。


2017年1月16日月曜日

秘密の作業

秘密の作業続行中

なぜか突然120角の柱が2本消える。恐るべし秘密の作業

筋交い金物が目的外の場所に取り付けられる。

筋交い金物がこんなところにも・・・

なぜか2x8を3枚重ねて作られた自作のLVLが3本の柱として現れる。上下はありえない利用され方(プレート工法もどき)の筋交い金物。

今度は柱に偽プレートが・・・

自作LVLが横に渡され、柱の自作LVLと偽プレートで結合。いったい何なのか?恐るべし秘密の作業・・・

2017年1月14日土曜日

片持ち階段の壁面

250ピッチで間柱を立てるのは大変だとやってみて分かったが、やりかけたことなので、やってしまった。上は90mmのコーススレッド、下は切り欠いた壁受けが土台に乗ってるので確実に土台に到達するよう120mmのコーススレッドを下穴あけて打ち込んだ。階段のピッチと一致するので正確さも普通の間柱より必要、時間のかかる作業になった。

ちなみに、この壁はまだまだ細工が必要。再来週には注文した階段用の鋼材が届くけど、いろいろやることがあるので、ここは後回し。

食料が尽きる・・・買出しに行かねば・・・


プレカットの構造材を壊す作業

片持ち階段の壁面に邪魔な120角の構造材があったので思い切って切断。まあセルフビルドでなきゃ絶対にできない。あくまで45x120の間柱を300ピッチ以下で建てればいいはずなので、問題ない・・・はず・・・

柱として支えるべきものがぶら下がる図。
ちょっとシュールな感じ。

ムーミンのニョロニョロではない。
下側のドリフトピンを抜いたら現れた金物

金物はサンダーで切断。この後、壁受け材で埋めてしまう。
何度も言うがニョロニョロではないのでかわいそうではない。

2017年1月13日金曜日

階段部分の壁

片持ち階段のため250ピッチで間柱を建て始めて気づいた。「45mmの間柱を250ピッチだと間隔は205mmしかなくネイラーは入らない。斜めにうとうとしてもあまりに角度がないので、弾かれうまく入らない」「インパクトドライバーもまっすぐは打てない」 やってみて初めて気づく・・・愚かなり・・・
さて、どうしよう・・・

東側壁合板

寒い。手袋、靴下を2重にしても指先つま先がびりびりする。
とりあえず東側の壁合板は張り終えた。



2017年1月11日水曜日

分電盤・南北壁受け材

1F玄関入口の奥がシュークローク・コート置き場だが、その壁の裏側に分電盤を設置した。ここにはA棟からのLANや弱電関係の配線も置く。なんだかんだで予想以上に時間がかかった。今まで床に転がっていて邪魔だった分電盤やPF管がやっとスッキリ

ほこりや木くずをかぶらないように養生してます
 南北壁の受け材は東西と同じく切り欠きが必要。だが今回は45x120なので24mmx60mm切り欠かないといけない。特に60mmが大変だか、試行錯誤の結果、木材を3本並べて丸鋸を置く平面を広げたほうが安定することがわかる。3本はクランプとビスでピッタリ合わせないと、丸鋸の平行定規の距離が変わってしまう。また、60mm一気に切り欠くと丸鋸の刃がよじれて暴れることがあるので、最初は30mmだけ切れ込みを入れ、2回目に切れ込みの深さを60mmにするのが良いと分かった。いつも通りだが、いろいろやって良い方法が発見できるのは作業がほぼ終わったタイミング・・・

3本並べてクランプ

場所によって切り欠きが55mmで十分なところもあるが、65mm以上必要なところもある。それも同じ壁面で隣と大きく違う場所まである。面倒だ。

2017年1月9日月曜日

2Fのあかり、仮取り付け

隣のリゾートマンションの方がやってくるので、週末祝日は東京に帰るか、もしくはできるだけ音の出ない作業をすることにしている。今回は2Fのライトを仮取り付けして明るさ、調光器の必要不要、ライトの垂らす長さについて確認した。

40個以上のLEDライトの配線を全部カッターと手で剥いて取り付けてたら1日仕事になった。

0.75sq 小判型と呼ばれる電線。「簡単簡単」とやっていたのだが、脚立に乗って上向きで40本x2は堪えた。素手でないと剥きにくいがやはり寒い。

完成した2Fライト。明るすぎるぐらい。最終的には和紙で折ったシェードをつけるのでもう少し暗くなる。
A棟が暗かったので、嫁さんに「B棟は明るくしてほしい」と言われていたがこれなら十分だろう

キッチンサイドと囲炉裏サイドに分けて調光できるようにしたほうがよさそうだ。囲炉裏サイドがこんなに明るいのは良くない。あと、LEDのロットによって微妙に電球色がきつい奴がいる。まあ気にしない

1F、階段吹き抜けから見るとこんな感じ。市松につけているのがよくわかる

吹き抜けの上はまだできていません。足場を作ってからやります。




2017年1月7日土曜日

四たび、階段

角パイプで考えていた「揺れない片持ち階段」だがパイプ部分だけで200KGを超え、コスト的にも、壁の重さ的にもあんまりうれしくない。そして建て方後わかったことだが、構造設計上、壁の内側をあまりに変更すのは好ましくないらしい。(軸組み倍率5倍の構造壁と認められるためのルール上の問題があるらしい)

ということでまたまた再考。
メーターピッチの家なので、「間柱ピッチ300以下」は実はちょっと面倒。そこで、間柱ピッチを思い切って250にし、階段のピッチも250にしてしまう。踏面の奥行きは270、20mm蹴込があれば、250ピッチにできる。(蹴上は今まで通り180)

250ピッチの間柱のあいだに1枚の踏面(踏み板)を支える構造にすればよい。建て方で建てられた120角の構造材を1本取らないといけないが、ちゃんと300ピッチ以下で45x120の間柱を立てれば、構造的にも法規的にも問題ないはず。

結局、石野さんに教えてもらった丸鋼材を踏み板に串刺しにする方法で考える。本当は分厚い鉄板のササラ桁から丸鋼を突き出すように溶接するのだが、それは自分では無理。よって木と鉄板とビス、ボルトで丸鋼を壁の間柱250ピッチの内側に固定する。

「丸鋼串刺し方法」の問題は踏み板が「揺れる」可能性が高いということ。せん断に対する強度は十分だが、角パイプの案よりずっとずっと曲げ強度は劣る。そこで普通踏み板は「構造集成材」などを使うみたいだ。分厚く強度のある木の踏み板の曲げ強度で、揺れを抑えるということだろう。

自分としては踏み板をできれば厚さ60mmに抑えたい。よって、踏み板と壁を丸鋼で串刺しにして固定するだけでなく、鋼板を通してボルト、ビスで固定しようと思う。

時間がないので今まで以上にいい加減な図面その1
図面は階段の構造断面図だが左上は平面図が書き込まれている。また、右側半分は最後の2段のアイデアが書き込まれているので位置関係はキュビズム的な図面になっている。


丸鋼はφ19mm2本。穴をあけたt=6の鉄板プレートを突き抜け、横に倒した90角も突き抜ける。プレートと丸鋼は溶接(ただしプレートの穴を通しているので、それほど本格的な強度は必要ないはず)プレートにあけた一番小さな穴は踏み板とプレートを固定するビス穴。中間の大きさの穴はプレートを45x90に固定するボルト穴でプレートを壁側に固定している。この45x90は丸鋼を突き抜ける90角をサンドイッチする。当然3つの材木45x90、90角、45x90は互いにビス止め、また、これらの3つの材は壁の間柱120x45と固定される。


階段全体の断面は今までよりシンプル。250ピッチの120x45の間に、3つの構造がある
1) 90x45を立てる(この部分が階段踏み板を下から支える)、間柱120x45と固定される。
2) その上に前述の90x45、90x90、90x45のサンドイッチを横に寝かせる。(この部分が丸鋼、プレート、踏み板を固定する) 
3) その上に90x45を天井の梁まで伸ばす(この部分は、2の部分が壁の外に倒れないようにする) 間柱120x45と固定

1)3)はそれぞれ大引き、天井の梁と金物で固定。1)と2)、3)と2)も必要がありそうなら金物で固定する

ちなみに分厚い構造用集成材を踏み板に使うなら、丸鋼はせん断強度だけ考えるのでもっと短くてもよい。でも普通の30mm集成材に半丸溝を掘って2枚重ねることで60mmの踏み板を作ることを考えているので踏み板を補強するため920mm(踏み板内部に800、出が120)で考えている。

もしこれでも揺れるようなら(十分可能性あり)、手すりの縦格子で踏み板同士をつないで「なんちゃって片持ち階段」に変更することできりぬける予定。
もういい、後はやってから考えるわ。








連休中

連休の1日目。音の出ない作業を選んで実行中。
階段の位置確認、割り付け。秘密の壁の割り付け。掃除。気密テープ(機密ではない)を張って隙間風予防など。気密防水テープは素手でないと貼れないけど、寒くて指先が痛い。非常に地味な一日



2017年1月6日金曜日

秘密の作業、その1

余った2x8を3枚重ね、強力なウレタン接着剤とビスで止めて、自作LVL風の材木にする。
秘密の作業はこれからも続く・・・

接着剤は極薄塗り。櫛目を当てる。ウレタン系接着剤は根太ボンドとか呼ばれるけど信じられないくらい強力。多分接着剤だけで言えば、集成材の接着剤より強力だと思う。2x8 を3枚で厚さ約114。ここにt=2.3の補強金具、2枚分の厚さを足すとおよそ120x184の自作LVLの柱や梁ができる。重いが何とか作業可能。


2017年1月4日水曜日

本日仕事始め、西の壁の構造合板打ち

ブルーシートを全開にして作業開始。明るいし今日は珍しく温かな作業日和。

間柱の位置にピッチ140で穴をあけた板を当ててネイラーでCN50の釘を打っていきます。「丁寧な仕事」というわけではなく、これがないと間柱を打ち損じてひどいことになるのです。(ちなみに構造設計からの指示はピッチ150以下)
一番下に見える横材は最初につけた2x4。これに乗せないと1000 x 2000 x t15(15kg)の構造合板は一人では支えられません。

一階から壁を積み上げます。2段目は1段目15mmの上に乗せるのですが予想どおり1枚落とした。間柱いっぱいで足場も狭いので合板を室内から外へ出すのも一苦労。一部足場を外しましたが、足場が細く、高く、かつ揺れるので怖い。

最後はこんな感じ。ちょっと残業して完成。新年早々達成感あり。