このブログはエアロハウス建築のプロセスを見ていただくことだけが目的ではなく、自分のための備忘録と考えています。非常にマイナーなことまで頻繁にアップしますので、本人以外はなにがなんだかわからない可能性大です。申し訳ありません。

2017年2月28日火曜日

ライティングダクト用のリモコン受光器とライトをアマゾンで・・・

作業場のライティングダクトは、いざというとき部屋の中央で100Vを取り出すのにも使うつもりなので、スイッチをつけずにリモコン付きのライティングダクト用ライトを使う。

メーカー品を探したが、値段が高いのでいつも通りアマゾンで探す。

あったあった。こういうの探してました。
ELPAライティングライト入切アダプタ

商品の詳細
1109円でいろんなリモコンを学習できる。

あと1つあたり1200円の白熱電球型LED電球付きライティングダクトアダプタ4個セット

リモコンライト1個当たり約2300円。
裸電球みたいなので格好悪いけど。作業場だし、いいでしょう。ほこりもかぶるので下手にシェードもつけられないしスポットだとまぶしいと思う。

一応、赤外線リモコンも買っておく

パナソニックの、たぶんシーリングライト用リモコン。家電メーカーならライトがほかのリモコンで誤動作しないようなコードをちゃんと考えているはず。1500円ほど






2017年2月26日日曜日

作業場のライティングダクト考察

個人的にライティングダクトは天井が高くないとかっこ悪いと感じているので、逆にA棟では天井に埋め込んで天井をフラットにしたりした。B棟も天井が低いのでライティングダクトは避けたいのだが、間接照明など暗いと作業ができないし、低い位置のライトの光が目に入りまぶしいのも困る・・・ということであきらめて設置することにした。

設置形態を考察

330mmの梁にダクトを載せるとダクトは目立たないが、梁下の低いところにライトが来るのがなんか嫌だ。天井の低さを強調する感じがする。そこで梁の間に入れる(90mm角の横架材に乗せる)とこんな感じ

なんかいまいち。天井が線路に見える。
それにこのままでは、1mピッチでのビス止めなので耐荷重半分の9kg/m。18kg/mにするにはハンガー金具を使って1mピッチで固定する必要がある。ハンガー金具はちょっとデカいし横架材から数センチぶら下げる感じになってもっと雑然としてしまう。ただでさえダクトが天井から浮いている隙間がなんとなく嫌なのに・・・(嫁さんは「ほこりが積もってイヤ」というだろうな)

A棟とおなじく天井をふかしてそれに埋め込むのは、広いB棟ではとてもとても大変だから今回はやりたくない。仕方がないのでライティングダクトの幅よりわずかに狭い木材(30mmx90mm)でダクトと天井の隙間を埋めてみる。(仮止めで)

うーん、こっちのほうが許せるかな・・・まあ趣味の問題の範囲と言われるかもしれないが。
目が悪い私には、横架材がダクトを載せた材を貫いているように見える。

ということで、こっちに決定。この間、あーだこーだと悩むこと2時間・・・ダクトの端で、ダクト本体は壁を貫いてはいけないが、ケーブルフィードインコネクターは本体ではないので壁と天井の角のパイプスペースになんとか埋め込んでやる。

まあいいやそのうち見慣れるでしょう。

2017年2月25日土曜日

給水ヘッダーが入らない

給水と給湯のヘッダーを組み立ててます。なんとプラスチック(たぶんPP)製。
アダプターも連結する奴もクルッ→カチッでOK。簡単なんでびっくり。
すげーこれならヘッダーから水漏れしても俺のせいではない。

と、ここで問題発生。パイプスペースと考えていた柱の間880mmに入んない。
入っているように見えるけど左右にΦ20の架橋ポリ管がくる。ポリ管が硬いので調べたらΦ20は「半径300mm以下には曲げるな」とのこと。左右で600mmもとっちゃうから全然ダメじゃん。ヘッダーを縦にするのも考えたが、間違いなく「おきて破り」なんだと思う。(調べても全く出てこない。)どっかで水を使うと別のところの水の出が悪くなったりするのかな?それとも水漏れしやすくなるとか・・・知識が無いからまたここで時間を浪費してしまう。とりあえずヘッダーの位置変更だな・・・

2Fトイレの排水管とパイプスペース。あるいは凹みフェッチな夕べ

架橋ポリ管をパイプスペースに通す。硬いし曲がり癖が治らないな・・・
ここはトイレ用の給水とトイレ排水のΦ75。
遮音材を巻くと太くなるけどΦ100用の固定金具だと緩い。
仕方がないから新しい雑巾を挟んで固定したけど、いいのかな?

お隣は、もう蓋をしているけど、2F洗面台混合栓の給湯給水と洗面ボウル用Φ50排水

セキスイの架橋ポリを使ったが断熱材が変なオレンジ

Q、 これは何?
A、 パイプスペース
Q、 なんでこんな変なパイプスペース作ったの?
A、 そこにパイプがあるから・・・
相変わらず意味不明なことをやっている。A棟のときもそうだったが、なぜか壁にへこみを作ろうとしてしまう・・・凹みフェッチなのだろうか?ちなみにここは妙な棚を作る予定。

2017年2月23日木曜日

キッチンのレンジフード

レンジフードで長らく悩んでしまった。過程をまとめておこうと思う

1)エアロハウスとアイランドキッチンのレンジフードはいまいち相性が悪い。
エアロハウスは天井を作ってから屋根を作る。普通の住宅の逆。よって屋根を作るときに屋根裏にレンジフードのダクトを入れておかないと、天井裏に排気を抜くことができない。その上天井裏は2x8の垂木が並び断熱材が入るので、ダクトを通すのが一苦労。秘密基地B棟はこれをあきらめている。

2)一般にエアロハウスは決して天井が高いわけではないので、アイランドキッチン用のレンジフード(背が高く天井裏に排気をする)の排気ダクトを天井の下につるして壁に出すのはちょっと難しい。秘密基地B棟の場合、無理につけるとIHコンロの約35cm上にレンジフードが来てしまう。キッチンカウンターを通常より高い95cmにすると(B棟の設定)約25cm・・・鍋が見えないよ・・・

3)ということで、結局元のアイデア=レンジフード自作することに決定。IHと連動とかできないけど仕方がない。村井先生が「レンジフード自作したらどうですか?」といったのに「そうします」と言った言霊がここで現実化する。

4)有圧換気扇はB棟のキッチンには使いにくい。壁が間柱だらけで間柱間隔が200mmちょっとしかない。500mmとかの有圧換気扇は開口が大きく構造上文句を言われそうだし、そこへつなぐダクトも巨大。B棟のキッチンをラーメン屋みたいにしたくない。

5)ダクトファン(シロッコ)の台所用・厨房用は種類が極端に少ない。高温・湿度(湯気)・グリスフィルタ(油煙浄化)などいろんな機能が必要だから難しい。また天井用ダクトシロッコファンは取り付け角度にもうるさい。モーター軸が設計角度と違うと焼きつくのかな?

6)結局業務用(厨房用)のストレートシロッコファンを使うことにする。
今さっき注文してしまった。なんでいま注文するかというと、デカすぎるから。
前もって設置とダクト取り回しをしてしまうつもりだ。

マジ厨房用。Φ200のダクトだし定格消費電力も200Wだから、実質普通のレンジフードの3倍~4倍くらいは能力がありそう。価格は58000円。業務用のグリスフィルターは格好悪いので家庭用を改造して取り付けるつもり。普通のかっこいいアイランドキッチン用のレンジフードは定価30万とかで、ネットで買っても12~15万くらい。(もちろんもっと高いのもある)もしちゃんと完成したら、安く強力なものができるはず・・・もし、ちゃんと完成したらの話・・・・大丈夫か、オレ。


2週間も更新してなかった

バタバタしていて更新が滞っていた。いくつか進展したのは

1)1F作業場側、床下断熱材を張った。排水パイプを通す前に断熱材を入れないと後で大変。断熱材を一部だけ購入して貼った。予想通り床下作業は困難。
今回の断熱材はフェノバボード45mm。Q1ボードよりずっと安い。カタログデータもあんまり変わらない。(どっちみちカタログデータは車の燃費と同じであまり意味がない。車の燃費はドライバーや環境によって違う。断熱材の効果は環境・施工・設計・住宅タイプで全然違う)
フェノバボードは柔らかいのでカッターで切りやすい。ただし壊れやすく、床下で作業するときは防塵マスクが必須。断熱材を詰め込むときに細かいピンクの粉が飛び散るので、痰も出るし鼻水がピンクになる・・・嫌な感じ

2)暴風が吹き荒れ数少ない秘密基地の木の枝が折れた。お隣さんに迷惑をかけないよう一部枝を払って、鈴木君で処分場に持ち込むことに・・・


サンバを踊りそうな鈴木君。ところがこの後、本当に鈴木君が踊りだす・・・

なんと電気系統の故障か、エンジンをかけるとワイパーが間欠で勝手に動き出し、スイッチをどんなにいじっても止まらない・・・サンバを踊り続ける鈴木君・・・・恥ずかしいがワイパーを動かしたまま処分場に・・・去年の8月に車検に出したとき「火山ガスのせいで錆がひどいのでそんなに持たない」と言われたが、踊りだすとは・・・


3) バスルームの造作スタート
断熱材も貼ったのでバスルームを作る。作業場との仕切りの壁はパイプスペースも兼ねる

勾配を作って排水ユニットを押し込む。排水ユニットは水漏れしないように一部弾性エポキシで接着。床に押し込むときはウレタンシール。

この後上からFRP防水を排水ユニットのふちまでかぶせるがそれはまだまだ先。とりあえず養生する

4)2Fトイレの排水を1Fパイプスペースを通して床下まで落とす。遮音カバーがどんなものか知らなかった。裏と表を間違えずに施工しているのだろうか?まあ大丈夫だろう・・・この後パイプスペースを作ってそこに給水管や電気配線も通さなければいけない。隣の2F洗面ボウルの排水パイプも遮音カバーを巻いた。1F部分が作業場なのでいらないかもしれないけど・・・


2017年2月8日水曜日

2F電気配線と内壁造作

階段部分以外の外の構造合板が終了した後、いまいち何から手を付けるか悩んでしまった。サッシ開口はサッシの図面待ちだし、階段はボール盤を買ってからにしたい。絶対順番違うでしょ!!という感じだが、内側の構造合板を一部張り始める。問題は内側の構造合板が多くの場所で仕上げ材になっていること。つまり電気配線や弱電回路やLAN配線は内壁と外壁の間(90mm)に収める必要がある。その上、壁真下の105mmの構造材に傷をつけたくないので、ふかす床のぎりぎりの高さを使って迂回させる必要がある。

まあ一言でいうと、大工作業や電気配線作業に専念できず、同時進行でやらないといけない。その上この建築段階で床の上をVVFケーブルが這いずり回るという邪魔なことこの上ない状況に陥る。これはセルフビルドでないと絶対にありえない手順。まず電気配線の難しい2Fから始める。


いきなり2Fのメインライトのスイッチ。スマートハウス化は3路回路のライトについては難しいので、とりあえずトグルスイッチをはんだ付け。
 2Fメインライト(12VのLED x 48個)のための調光器。格好悪い。格好悪すぎる。よってアルミ板でカバーするが「調光つまみ」が格好悪すぎる!!!格好悪すぎて写真を撮るのもためらわれた。何とかせねば

究極に小さく収めたが、それでも限界がある。DC電源x2や調光器が壊れたときに交換できるよう開口は100x190。アルミプレート120x200で隠すがそれでもプレートが大きすぎて格好悪い。どうしようもないが、棚板が入ると格好悪さが見えにくくなる予定・・・

12VのLED50個とG4コネクタと調光器x2とDC電源はアマゾンで調達。全部で18000円くらいでできた。ライト1個当たり約350円・・・激安だと思う。(あ、配線のケーブルは別。天井裏の配線だけで150m超えてる。自分は念のため0.75sqのケーブル使ったので5000円くらいかかってる。2重保護じゃない電線ならもっと安く済んだかも・・・)

2Fベランダドアの開口修正

石野さんと相談したが、やはりまずいということで、作った下地開口を解体し、作り直す
90mmの釘なんぞ使わなければよかった。それにあの「割れない釘」はN釘より柔らかく、抜こうとすると頭が飛んでしまう・・。参った



結局45mm階段側に寄せ、ドアサイズ780に対して開口800。一番、階段側に寄せる感じで施工すれば、当初の施工計画より合計65mmほど階段側に寄せることになる。まあ仕方がない。これでもベランダドアの雨仕舞は結構苦労しそうだ。
まだドアの下側の下地は方針すら決まっていない。2F床下(1F天井)のプレートに穴をあけてLアングルをコーチスクリューで留めるのが一番丈夫でドアの重さを支えられそうだが、プレートに穴をあけるのが大変そうだ。径6mm位なら充電ドリルで開くかな?

2017年2月3日金曜日

外壁材が打てるように、ベランダ吊プレートを囲う下地を作る・・・が、ここで問題発生

2Fベランダの吊プレートはこんな感じ。外壁材が打てるように下地をかぶせる

ベランダの床が突き出るプレート。こちらも下地を突き出さないといけないが、悩むところ。ドアの重さが全部乗っかるけどプレートのせいで釘が打てない。左右から材を渡すにしてもH鋼の突き出しが結構上にあるので丈夫な幅広の材は載せられない。上下開口は狭いのでドアは最低高さで発注するが、それでも下地を上からかぶせるスペースはない。
「Lアングルを溶接?」 初心者が上向きの溶接など絶対にできるわけがない・・・・プレートに穴をあけてコーチスクリューで材木を止めるくらいしか思いつかないが、9mmのプレートに穴をあけるのは大変だ。

「うーんどうしよう」と30分も無駄にした。結局床はおいておいて、吊プレートだけ先にやる

吊プレートは30mmのWW材でカバーし・・・

その上に15mmの合板を打ちつけることで、合計45mmの断熱材の厚みに一致させる

プレートに直接釘は効かないので下から突き出した15mm合板で30mmWWを下から固定。これでプレート上の下地も浮いてきたりしないだろう・・・と思ってたらここで大問題発覚

 この吊プレートとドア開口が近すぎる。まずドアの釘打ちするフィンと間違いなく干渉する。「仕方がない、フィンを一部切るか・・・」とよく図面を見たら、ドアの外枠そのものにもあたりそう・・・まず い、実にまずい。
 あけたドアが当たらないように、蝶番の位置を考え配置したが、外枠そのものと当たるとは・・
参ったな。もっと階段寄りに移さないといけないかも。チリは左右合計で15mm+しかないので開口を作り直さないといけないかもしれない。その上階段を登り切ったスペースがまた狭くなる・・・・
 困ったな・・・

南側外側構造合板、終了(階段の壁以外)

これで階段の付く壁以外の外側構造合板を張り終えた。判っていたことだが、間柱多すぎ・・・
次は電気配線などをやりながら内側の構造合板を張っていきます。一部、合板がそのまま仕上げなので、外側よりずっと丁寧な作業が必要。