レンジフードで長らく悩んでしまった。過程をまとめておこうと思う
1)エアロハウスとアイランドキッチンのレンジフードはいまいち相性が悪い。
エアロハウスは天井を作ってから屋根を作る。普通の住宅の逆。よって屋根を作るときに屋根裏にレンジフードのダクトを入れておかないと、天井裏に排気を抜くことができない。その上天井裏は2x8の垂木が並び断熱材が入るので、ダクトを通すのが一苦労。秘密基地B棟はこれをあきらめている。
2)一般にエアロハウスは決して天井が高いわけではないので、アイランドキッチン用のレンジフード(背が高く天井裏に排気をする)の排気ダクトを天井の下につるして壁に出すのはちょっと難しい。秘密基地B棟の場合、無理につけるとIHコンロの約35cm上にレンジフードが来てしまう。キッチンカウンターを通常より高い95cmにすると(B棟の設定)約25cm・・・鍋が見えないよ・・・
3)ということで、結局元のアイデア=レンジフード自作することに決定。IHと連動とかできないけど仕方がない。村井先生が「レンジフード自作したらどうですか?」といったのに「そうします」と言った言霊がここで現実化する。
4)有圧換気扇はB棟のキッチンには使いにくい。壁が間柱だらけで間柱間隔が200mmちょっとしかない。500mmとかの有圧換気扇は開口が大きく構造上文句を言われそうだし、そこへつなぐダクトも巨大。B棟のキッチンをラーメン屋みたいにしたくない。
5)ダクトファン(シロッコ)の台所用・厨房用は種類が極端に少ない。高温・湿度(湯気)・グリスフィルタ(油煙浄化)などいろんな機能が必要だから難しい。また天井用ダクトシロッコファンは取り付け角度にもうるさい。モーター軸が設計角度と違うと焼きつくのかな?
6)結局業務用(厨房用)のストレートシロッコファンを使うことにする。
今さっき注文してしまった。なんでいま注文するかというと、デカすぎるから。
前もって設置とダクト取り回しをしてしまうつもりだ。

マジ厨房用。Φ200のダクトだし定格消費電力も200Wだから、実質普通のレンジフードの3倍~4倍くらいは能力がありそう。価格は58000円。業務用のグリスフィルターは格好悪いので家庭用を改造して取り付けるつもり。普通のかっこいいアイランドキッチン用のレンジフードは定価30万とかで、ネットで買っても12~15万くらい。(もちろんもっと高いのもある)もしちゃんと完成したら、安く強力なものができるはず・・・もし、ちゃんと完成したらの話・・・・大丈夫か、オレ。