このブログはエアロハウス建築のプロセスを見ていただくことだけが目的ではなく、自分のための備忘録と考えています。非常にマイナーなことまで頻繁にアップしますので、本人以外はなにがなんだかわからない可能性大です。申し訳ありません。

2016年12月29日木曜日

2階の東西間柱完成で仕事納め

思ったより時間がかかった


前回書いた、「間柱を斜め打ちしても割れない釘」
とても良いです

2016年12月28日水曜日

壁の間柱

壁の間柱を立ててます。

1Fの東西の壁の間柱がやっと完成。明日には2Fの東西もできる予定

1F間仕切り壁も作った。「なんで邪魔になる間仕切り壁を先に?」と師匠に怒られそうだが、100V・LED用・LANなどの設備やPSがこの壁面につくので、配線をしながら大工作業をするには先に作ったほうが整理できると思う。どうだか?

A棟の時は、45x90間柱の75mm釘の斜め打ちは木が割れまくって困ったので、結局、すべて下穴をあけ90mmのコーススレッドを使った。これだとB棟は時間がかかりすぎるので木が割れない釘をWEBで検索したら、見つけました「WAKAI ノミ先、スクリュー釘」
これはすごい。本当に割れにくい。90mmの釘を5本斜め打ちしも全然割れない。構造設計の指定のない釘で75mmと90mmはこれからすべてこの釘にしよう。ちなみに普通、間柱はN75を3本ほど斜め打ちだと思うが、個人的にこれだとあんまり効かないんじゃないか?と思っている。打ち方が悪いだけかもしれないが、失敗してもゲンノウでたたくと意外と簡単に外れる・・・まずいよね。

2016年12月25日日曜日

屋根、とりあえず完成

屋根がとりあえず完成した。朝は霜と氷がひどく、午後はすぐ結露するのでシーラーは暖かくなるまで打てそうにない。まあ春まで先延ばしにしてもたぶん大丈夫だろう。それよりFRPドレンと防水シートの取り合いが不安だったので、いろいろやってみた・・・・うーんうまくいかない、というかこれでいいのか??

白いFRPドレンの上に塩ビシートが乗っているが隙間がひどい。シリコンコーキングを多量に充填したがそれでも不安

よって塩ビシートを延長してドレンを貫通させた
もはやFRPドレンは見えない。いったい何のためのFRPドレンか意味不明。塩ビシート防水本来の目的を超えた謎の形状で本人すら理解不能。こんなことをするくらいならFRPなど作らず、木でドレンの形を作って塩ビシート防水をかければそれでよかった気がする。まあFRP造作のトレーニングにはなった


継ぎ目が結露で溶着不良になり膨れた場所は、シリンジ(接着剤用の注射器)で溶着材を流し込みローラーで転圧。そのあとシリンジの穴をパッチでふさぐ。シリンジはもっと早く使うべきだった。とても有用

2016年12月21日水曜日

屋根もうちょっとで完成

残った作業
1)シートどうしの溶着(大部分は完了)
2)失敗したところのパッチあて
3)シートの継ぎ目にシーラーを盛る
明日は雨だが土日で完成できそうか?

現状、見た目は悪いが最終的にはウッドデッキを敷き手すりをつける予定。(いつだろう?)



2016年12月20日火曜日

相変わらず南パラペットとドブ防水

やっと今頃気づいたのだが、晴れていても箱根は2時を過ぎると急に冷え、防水シートに結露する。非常に寒い日はそれが霜になるが、霜にならなくても接着剤は結露で白くなりくっつかなくなる。つまり晴れた日の2時ごろまでだけ防水作業ができ、それ以降は接着不良が頻発する。実際、B棟屋根は接着不良による膨れがひどい。神奈川県に乾燥注意報が出ていても関係ない。さすが年間平均湿度90%を誇るだけある。さて膨れは何とかならないのだろうか?

南パラペットには断熱材を入れた。ドブの下にあまり入っていないが、少しでも効果があるか?気休めか?


北側はパラペット立ち上がりを一人でできるように1.2mできざんで14枚やった。確かにできたがオーバーラップが増えすぎてそのあとの溶着がとても大変になった。そこで今回は6mを2枚でトライしたがパラペット立ち上がりを一人でやるのはほぼ無理。クランプで挟んで部分ごとに3回に分け、それを2枚。もし2人いたら30分の作業が一人だと2時間以上かかった。そのうえ接着剤があちこちについて非常に汚い。

あとはドレン回り。明日にやる

2016年12月18日日曜日

南パラペットと排水溝

FRPで作ったドレンに合わせながら排水溝(どぶ)作り



断熱材をドブに詰めて、この後蓋をします

2016年12月15日木曜日

南側パラペットとドレン回り(と相変わらずブルーシートの水漏れ)

ドレンをおいて幅や勾配を調整しながら南側パラペットとドブ(排水溝)を作成中

南東角ドレン

南西角ドレン。ベランダ釣りのプレートが幅1500ほど走っていて、パラペットが下に固定できない。仕方がないのでパラペットの下からドブまで市販のプレートを伸ばしてそちらで固定。あのベランダを釣るためだけに、ほんとにこんなに幅の広いプレートが必要だったのだろうか?

まだパラペットは南東角と南西角しかできていない。

ブルーシートの水漏れがひどい。2重にしているのに結構下まで行ってしまている。今回は防水完了した場所だったが、ドブ近くまで流れて来ているので、ビビった。とりあえず作業は2時で終了し、防水テープをあちらこちらに張ったり、ドブ周りを養生したりして今日は終わってしまった。

A棟の時は国内生産のブルーシートを買って全く問題なかったのに、今回は「たぶん」中国製。セルフビルドは通常の建築よりずっと時間がかかるので、もし参考にされる方がいらっしゃったら、高くても信用できるブルーシートをおすすめします。たぶんブルーシート問題だけで延べ1週間は無駄にしている。

明日から南パラペットを閉じ片流れではなくなるので、これから先は雨が降ると水がたまりプールになってしまう。ブルーシート上の水がうまくドレンに流れるように、養生を変化させながら徐々に作っていく予定。 


2016年12月13日火曜日

雨の日は壁の受け材作り

今日は朝から雨なので、壁の受け材(間柱が乗っかり構造合板を打ちつける)を作る
床の24mm合板の厚みだけ切り欠くことになった。できればもう少し楽な施工がいいな・・・
まず45x90を880に切り出したら24mmx35mmを切り欠く。

集塵機がいっぱいになり、ホースがつまり、手入れに時間がかかった

ハイできました

ここに切り欠きを当て、埋めます


ハイ埋まりました
長手側はいいんだけど妻側が120x45で65mmほど欠き込まないといけないのがつらい。
そのうちやります。
この後、今夜の大雨に備えてずぶぬれになりながら屋根の養生をやり直した。張ってあるブルーシートに潜り込んでジタバタ・・・

防水シートの熱風溶融接着と溶着

防水シートはMAX3枚重ね。1番下と1番上を接着するところで2番目のシートの厚みだけ水の通る道ができてしまう。それを避けるため強力なヒートガンでシートを溶かして水の道を押しつぶしながら接着する。パラペット立ち上がりはもっと複雑。垂直部分は溶剤が流れるので溶着できない、しかし凸部分はヒートガンが奥まで入らない。
結局、垂直部分をヒートガンでくっつけた後、パラペット天板部分から溶剤を流し込み凸部分を天板部分と同時に溶着するのが一番良い方法だと気づいた。

だいたい気づくころにはほとんどの箇所が終了していることが多い。
さすがにもう一軒作ることはないと思うが、書き留めておく
パラペット立ち上がりと3枚重ね

コーナー役物もヒートガンで溶かしてくっつける。水みちをつぶすのが大変。
そのうえよく見ると熱を当てすぎた場所がたくさんある。

防水シートの膨れ

午後3時に霜が降りたせいで接着不良になった場所を確認
パラペットの立ち上がりが膨れた

after 霜降り。
膨れあり

before 霜降り
膨れなし
同じような施工をしてもこんなに違う。
まあ高さも低いし、この後笠木もかぶせるし、一応くっついているのでまあOKとする。下地との接着より防水シートどうしの溶着が一番大切と斉藤さんが言ってた。

2016年12月11日日曜日

屋根防水でいきなりトラブル

昨日は作業なし。嫁さんを御殿場アウトレットに連れて行って自宅に戻った。今日からまた一人箱根で作業。ところが北側パラペットの防水シート貼りでいきなりトラブル。

午後3時ごろ「なんか足元のシートが滑るな」と思いつつ、接着剤を塗ってオープンタイムを取ったシートを張ろうとしたが全然くっつかない。「なんで????」「わからん???」と思っていたが足元のシートを素手で触って理解した「霜が降りてきてる!!!真昼間に??」

この接着剤は水分厳禁、それなのに接着剤を塗った面に霜が降りてくっつかなくなった。接着剤を追加してゴリゴリローラーしたが、5mほどパラペット立ち上がりが膨れて接着不良に。
どうしよう。とりあえずどんどん霜が降りるので作業できずに撤収。

午後3時に霜、降りないでほしいわ。


ちなみにパラペット角取り合い部分の処理の仕方。
平場は養生用のべニアが引いてあるがその下は防水シートが張ってある。
それぞれのフラップを溶着し、最後に隅に役物を熱風溶着する。
防水シートは基本3重以上に重ならないようにするので、こういうカットが必要になる。
斉藤さんに教えてもらった。ありがとう斉藤さん

2016年12月10日土曜日

屋根防水

 忙しくてブログをアップできなかった。
嫁さんが屋根の防水を手伝ってくれた
10mは大変
ホイストで防水シートを引き上げるのが気に入ったらしい
3日間やって結構進む
よくできました




2016年12月6日火曜日

屋根断熱材と電気配線、終了

明日からは屋根の防水工事に入る。連日の雨漏りや大雪による雪かき作業があったことを考えれば、100平米の屋根が3週間でここまで来たのはまあOKとしよう。防水作業も面積的にA棟の3倍。それに普通シート防水は3人くらいでやるからどうなることやら・・・

2016年12月5日月曜日

東側、屋根電気配線と断熱材

謎の電気配線が縦横に走る。屋根半分で総延長100m近い。電線を切っておいたが予想以上に時間がかかった

断熱材を詰める。2重なので防湿面を天井側と屋根側にする

いきなり曇ってきたので、4列断熱材を詰めたらすぐ野地板を貼る。

最終的に屋根の東半分だけ断熱材を詰めて野地板を固定できた

2016年12月2日金曜日

屋根の野地板、仮置き完成



屋根作業続行中。
昨日はブルーシートにたまった水が重くて排水できず、小さなバケツで書き出すという作業からスタートし、そのうえ午後は風が強くブルーシートが暴れ、タッカーでは固定できずに撤収すらままならなかった。

今日は素晴らしい天気に恵まれ、久々にトラブルなし。
垂木は完成し野地板も千鳥に切って仮置き完成。(屋根材が多いので,
おいてしまわないと、材料が邪魔で作業が進まない)
本当は断熱材と電気配線を並行して同時進行させれば、野地板は打ち付けながら完成させられのだが、なんせ職人一人。断熱材は絶対に雨にぬらすことができないので、まずは断熱材なしで屋根勾配を完成させる。この後断熱材、電気配線、野地板固定を一気に行い、その後の防水作業まで進めるには3~4日の連続した好天が必要。来週当たりチャンスかも。


垂木の詳細も書いてアップしたいのだが、忙しくてできない。
まだ南側パラペットの材料と余った材料が屋根の上に載っている。余った材は下におろす必要がある。