このブログはエアロハウス建築のプロセスを見ていただくことだけが目的ではなく、自分のための備忘録と考えています。非常にマイナーなことまで頻繁にアップしますので、本人以外はなにがなんだかわからない可能性大です。申し訳ありません。

2016年9月27日火曜日

パラペットと笠木

パラペットと笠木をどう作るか?考察

パラペットの幅は2x6SPF(140mm)または120mmWhiteWood。2x6SPFは安いが反りが結構あるので悩むところ。

パラペット内部は3x6材(耐水合板)だがプレカットのピッチはメーター。A棟ではパラペット外側をメーター、パラペット内側を3x6で作ったのでパラペットで間柱が入り乱れた。後で気づいたのだが2F梁までメーターピッチ、梁より上(パラペット外側と内側)を3x6にすればパラペット間柱はすべて455ピッチでOK。よってパラペット外側を囲う3x6の15mm合板が追加で必要になる。

今回はパラペット内側にウッドデッキを引き、手すりとつける可能性がある。置いただけでは風に飛ばされる可能性があるので、固定金具を屋根につけたいが防水層も破りたくない。そこでウッドデッキ固定金具に笠木のブラケットを使うことを考えた。

笠木のブラケット:厚いアルミLアングル、またはステンレスLアングルを切ってL字金具として使う。
笠木の厚み(垂れ)は外側50mm、内側は手すり固定金具として機能させたいので70mmくらい垂らすか?すると用意するアングルは外側用が45mm、内側用が65mm。アングルを幅50mmくらいに切ってL字金具とする。これを455or303くらいのピッチで、パラペットの上の防水シートの上からコーキング&ビス止め。固定したアングルをブラケット(捨て笠木)として、その上にガルバの笠木をひっかけ、かぶせる。

ウッドデッキを固定する際は、内側のLアングルブラケットに笠木の垂れた部分をはさんで横からアルミのフラットバーか何かを固定。そのフラットバーにウッドデッキの手すり部分を固定する。ウッドデッキ本体は固定されないがウッドデッキの自重もあるのでたぶん大丈夫。アングルはネジを切るかタッピングビスを使う。アングルとパラペット本体側部に隙間がないとパラペットの防水層を傷つけてしまう。

通常のパラペットの厚さは。内側から
9(耐水合板)or15(合板)+120(WW)+15(合板)+40(断熱材)+21(胴縁)+18(外壁)+10(外壁からの出、余裕)=233or239、2x6を使う場合は+20
今回は笠木とブラケットの間に大きな間隔が必要。(Lアングルの厚み+ネジを止めるときに防水層を傷つけないため)。またアングル(ブラケット)の厚みがあるので、笠木をひっかけるのも工夫が必要かもしれない。(内側はブラケットに笠木をひっかけるのではなく、ブラケットになっているアングルにビス止めのほうが施工も簡単になるかもしれない)

前回笠木はOgawaTecさんに作ってもらったが、今回は自作したい。
木でガルバ板を折り曲げるジグを作れば(例えば深さ10mmの溝を切った長い木材にガルバ板を突っ込み曲げることで10mmの折り返しを作るとかすれば・・・)何とかなるのではないだろうか。

最終的なLアングルの大きさ厚みと 笠木の幅はパラペットが完成してから決定する。

2016年9月26日月曜日

キッチンワークトップ & 洗面台カウンタートップ

キッチンのワークトップや洗面台カウンタートップは米栂60x45x4000を並べて接着し、集成材を自作して使うことにする。(厚み60の木の集成材になる) A棟の時の価格で一本800円、20本~25本あれば、分厚いキッチンワークトップ60mmx700mmx4000mmと分厚い洗面台カウンタートップ幅60mmx55
0mmx1150mmの両方作れそう。(60mmの集成材とかを特注すると高い。ふつうは30mm x 600mm x 4000mmがMAXで2万くらいする)

接着剤はフローリング用ウレタン系接着剤、コニシKU928CX。信じがたいくらい強力なのはA棟でフローリング貼りを失敗して実証済み。

キッチンや洗面台のワークトップの足はこんな感じでよい
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/40172235/
足90cm+ワークトップ6cm=96cmでOK
通常85cmほどだが+10cmで作るつもり。
洗面のワークトップの高さも85~95で作りたい。

シンクも確定
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/S79157917/
73x44をダブルで置く。大きいが以下のまな板と水切りがぴったりなので、ワークトップの作業スペースはあまり狭くならない。
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/20339712/

洗面キャビネットはこれらをチェック。IKEAにいかねば
40x21x64cm http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/80250071/
100x14x96cm http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/30250078/

実験流しを使う場合の問題点が以下のブログにくわしい
http://loveshinjuku.blog.jp/archives/54053946.html
すごく大切なので以下コピペさせていただく

----以下引用----

ネットで「造作洗面台」などと画像検索すると、病院用流しの造作洗面台がたーくさん出てきます。みなさん思い思いに造作デザインされていて、一日中画像検索していてもほんと飽きないです。同志よ・・・。今回の記事は、病院用流し・実験用流しに興味のない方には退屈だと思いますが、興味ある方にはヒジョーに重要なので、突っ走って書きますね。

病院用流しはINAXからも出ていますが、TOTOの方がメジャーっぽいです。そして代表的なTOTO製品だと、以下の3商品があります。
●病院用流し
カウンターはめ込みタイプ(フチが浅め)
SK106(横760×奥470×深225)
●実験用流し(中型)
壁付けタイプ(フチが厚め)
SK6(横760×奥472×深165)

●実験用流し(小型)
壁付けタイプ(フチが厚め)
SK7(横610×奥472×深152)

病院用流しと実験用流しでは深さが違うので、「浅めの実験用流しを、カウンターはめ込みにして使うわ♪」と考える施主さんもいらっしゃるようです。気持ち分かります。浅めの方がスタイリッシュに感じますもの。

ただ、実験用流し(壁付けタイプ)もカウンターはめ込みはできるようですが、シンクのフチの形状に注意とのこと。実験用流しをカウンターにはめ込んだ場合、
・ フチが厚いので、かなりフチの盛り上がった見た目になる
・ フチは丸みを帯びているために、カウンターとの接面部分のコーキングが多めに必要になる
・ 向こう側(壁づけ面)のフチが平ら
となるそうです。

気にならない施主さんならまったく問題ないと思いますが、一応ご注意くださいませ。

そして心底お前に惚れてしまった病院用流しですが、先輩方によると、以下のような欠点もあるそうです。
① フチがあるので水栓の根元に水が溜まりやすい
② 水ハネしやすい
③ 底がフラットなので、ゴミ・カスが排水口に流れていかない
でも先に欠点が分かっていれば、可能な限り対策できます。バードが考えた対処法です。
① フチがあるので水栓の根元に水が溜まりやすく、掃除が大変
→ 水が溜まらないように設計を練る
 ② 水ハネしやすい
→ 水ハネしにくい水栓にする
→ 水栓の高さを工夫する
→ 水ハネしても問題ない周辺環境を整える
③ 底がフラットなので、ゴミ・カスが排水口に流れていかない
→ シャワーホース水栓にして、ゴミを追い流す

----引用終わり----

洗面ボウルの必要サイズ。顔を洗うならこれくらい必要らしい

----以下引用----
洗面器の大きさの目安はボール内寸で、丸形なら直径400mm×高さ120mm以上、角形なら幅450mm×奥行き350mm×高さ120mm以上です。これより小さいと、形やデザインが良くても水はねが多くなります。顔を洗う行為を求める場合は、サイズに注意して選ぶ必要があります。
http://recasa.jp/idea/%E5%BF%AB%E9%81%A9%E3%81%A7%E3%81%8A%E3%81%97%E3%82%83%E3%82%8C%E3%81%AA%E6%B4%97%E9%9D%A2%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9/

2016年9月25日日曜日

北側窓&キャビネット&ハニカムスクリーン

北側窓は高さ1500、下端はFL+500。

床のパイプスペースを省き低くすると下端は560(45mm+15mm合板が省かれる)
高さ約700奥行500のキャビネットを置くことを考えると窓の下140は隠れる。
同じく窓の上110ほど隠すと、窓の高さは1250、およそイメージどおり。

カーテンを入れても上下が隠れるので断熱効果は非常に高い、しかしカーテンは格好悪い
ロールスクリーンは上で隠れる。目隠しとして有効。遮光を使えば真っ暗にできる、しかし3mちょっとは作るのが難しそう。また遮光とシースルーをダブルで設置は聞いたことがない。
ハニカムブラインドは3200くらいまで作れるので使えるかもしれない。断熱はまあOK。遮光とシースルーを2段につけられる

窓台の奥行は130ほど。ハニカムスクリーンなら入るだろう。
うまくやればハニカムスクリーンの機械部分が完全に隠れる(上下だけでなく、左右も)ようにできそう

こっ、これは!!! 

メガスター・クラス
http://www.megastar.jp/class/

エアコン位置

エアコン
足元が寒いので床置きエアコン
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/hk/index.html

1Fエアコンの位置
・北西角B8-B9間。据え置きたエアコンの前の床に自然給気口

2Fエアコンの位置
案1)キッチン側東壁、B6-B7間(収納の下1300ほどをエアコンにする)
スパイラルパイプを縦に通しておく


2F(アトリエ&キッチン)照明

(10/9修正)
2Fのライティングは以前からずっと懸案事項だが、そろそろ固めないといけない。

問題は
1)ライトの回路を通すスペースがあまりない
2)広い1フロア(14m x 8m)なので局所的なフロアライトだけでは絶対的に暗い。天井付けのライトが必要。(昼間は広い窓で大丈夫だろうが、夜は真っ暗)
3)天井は低めで2426mmでその下に330mmの梁が1Mごとに突き出ている。実質、天井高さは2096mmしかない。梁にライトをつけるともっと低くなり圧迫感があり歩くのにも邪魔。梁の間にライトをつけると高さは問題ないが、太い梁の間なので影を作り広く床を照らせない。
4)天井埋め込みのダウンライトはオフィスや店舗みたいになるのでできれば避けたい
5)エアロハウスの天井は幾何的できれいなので、シーリングライトを、必要な個所に「ぽつぽつ」付けたくない。できる限り規則的にして幾何的にしたい

非常に面倒だが以下の案で行きたい。
1) 2F天井、梁と横架材で区切られた天井の正方形の中央から小さなLEDライトをぶら下げる。すべてにつけると100以上必要(110㎡だから)になるが、現実的ではないので交互に1つ飛ばしで対角線に格子状になるようにする。
2) LEDライトは極力小さいもの。理想的にはシェードが10~15cmの球形、もしくはそれに類する形状にしたい。大きかったりまぶしかったりすると天井が見えなくなる。
3) LEDライトは梁の厚みを超えない程度ぶら下げる。(邪魔にならないように、梁より下に出っ張らない。天井から330mmの長さまでOK)。ただしランダムに長さを変えることで、天井に表情をつけたり、視線をひきつけたりできるなら、それもよい。
4) 2F フロアを、キッチン側(東側)と階段側(西側)に分け、左右別々にON・OFFできるようにしたい。

回路(電線)の設計
 天井の片側(部屋の西半分と東半分それぞれ)に5WのLED24個とすると120W。12Vで10Aも流れる。VCTFK小判型0.75sq2Cは7AまでOK。よってこれを梁交互に2系列で分割する。
つまり梁の通り芯B1からB7に対して
系列1) 西B1-B2間、西B3-B4間、西B5-B6間 合計LED12個
系列2) 西B2-B3間、西B4-B5間、西B6-B7間 合計LED12個
系列3) 東B1-B2間、東B3-B4間、東B5-B6間 合計LED12個
系列4) 東B2-B3間、東B4-B5間、東B6-B7間 合計LED12個
系列ごとに並列回路にすればそれぞれ60Wで5A。安全係数0.6で直流電源は100Wの容量のものを各系列ごとに設置すれば問題なし。
また、系列ごとにスイッチを入れれば調光器も不要になりそう。
(LEDの個体差があるので12個並列のLEDに1つの調光器を入れても、たぶんばらばらの明るさになるだろう)

施工については
1) 天井裏に回路を引いてから屋根を作るしかない
2) 24mm合板の天井に穴をあけ、天井裏から電線を2重に折り曲げて垂らしておく。LEDライトを配線するときに、それを切り並列につなぐ。
3) キッチン側の端は2Fトイレの天井からトイレ裏の壁のPSを通す。
4) 階段側の端は2Fドア(階段を上りきった場所)あたり。見えないように隠す必要あり。
5) キッチン側のスイッチはキッチン脇の冷蔵庫横あたりの壁と階段上りきったあたりの2か所。
6) 階段側のスイッチは、階段下、階段上りきった場所、キッチンの3か所。ただし階段用の照明を別に作る場合は階段下は不要。
7) スイッチの回路はDC12Vでやるか?それとも直流電源へのAC100VをON/OFFするか?AC100Vでスイッチしたほうが省エネだが、直流電源にスイッチが入った直後は12Vが安定しないかもしれない。


2016年9月24日土曜日

電気配線設計

以下、更新しながらまとめていく

・電気配線は通常の100V、200VとLEDライト用12Vの配線をする。
・LANはA棟から。テレビは電波が悪く映らないのであきらめる。

外部
・石油給湯用+凍結防止ヒーター用:アース付き防滴コンセント:合計4口 :独立:漏電ブレーカー
・1F玄関 ライト:LED12V
・1F玄関 人感センサー:A棟と連結
・1F玄関 センサーライト:A棟からのセンサー駆動12V
・1F玄関 防犯カメラ
・2Fドアライト:LED12V
・2Fドア センサーライト:A棟からのセンサー駆動12V

※1F玄関以外のどこに防犯カメラをつけるか?2Fドアに必要か?

1F浴室
・浴室ライト x 2 (LED12V)
・浴室換気・乾燥 200V : 独立:漏電ブレーカー
・浴室床暖房? 100V:漏電ブレーカー

1F洗面・トイレ
・換気扇は浴室換気扇と一体型(24H対応)
・トイレコンセント:アース:トイレと洗面台コンセントは共通だが漏電ブレーカー20A付き
・トイレライト(LED12V)明るくなりすぎないこと。洗面ライトと独立 
・洗面ライト(LED12V)
・洗面コンセント 4口(棚の中2口、外部2口)
・洗濯機コンセント:独立15A漏電ブレーカー
・洗面・トイレ床暖房? 200V:漏電ブレーカー(100Vにして浴室と共有できるか?)
・作業場ドア脇の収納:コンセント(洗面と共有)

※ 浴室・洗面・屋外はすべて高感度・高速型の漏電ブレーカー付きにする

1F 来客ベッドルーム
・ライトはすべてLED12V配線
・床暖房??:200V独立
・あとはコンセント
・エアコン200V独立

1F 作用場
・ライトはすべてLED12V
・有圧換気扇(100V)
・コンセントxたくさん:15Aを2回線 200Vを1回線。念のためすべて漏電ブレーカー付きにする

2Fキッチン回り すべてアース付き
・IHヒーター用200V:独立
・食器洗い用200V/100V切り替え可能:独立
・電子レンジ、オーブン用コンセント:100V 2~4口
・湯沸かし器用コンセント:100V 2~4口
・ライトはすべてLED12V
・レンジフード(100V)

2Fアトリエ
・ライトはすべてLED12V配線
・コンセント
・エアコン200V独立
・換気扇(100V?)

2Fトイレ
・トイレ用コンセント、洗面コンセント:共有:100V漏電ブレーカー
・トイレ換気扇 24H換気対応
・トイレライト:LED12V


回路の割り振り。優先順位の高いものから
・1F エアコン200V (20A)
・2F エアコン200V (20A)
・キッチン IH200V (20A)
・食洗器 200V (20A)
・浴室換気暖房乾燥 TOTO YTB222G: 200V(20A)
・洗濯乾燥機 100V(20A)
・石油給湯器+凍結防止ヒーター用:外部コンセント 100V(15A~20A)
・キッチンコンセント:系統1(電子レンジ、オーブン用コンセント100V)
・キッチンコンセント:系統2(湯沸かし器、その他100V)
・1Fトイレと洗面台コンセント(ドライヤーを使うので20A)
・作業場 系統1&有圧換気扇(作業場は独立させる)
・作業場 系統2
・ ※作業場 200V (溶接のため)これはエコキュート用から直結なので分電盤は通らない
・2F 東側コンセント(系統1)&2Fトイレ&2Fトイレ換気扇&冷蔵庫
・2F 西側コンセント(系統1)
・来客ベッドルームコンセント(系統1)
・2F 東側コンセント(系統2)&2Fトイレ&2Fトイレ換気扇&冷蔵庫
・2F 西側コンセント(系統2)
・来客ベッドルームコンセント(系統2)
・もし床暖房を入れるなら:来客ベッドルーム 200V
・もし床暖房を入れるなら:洗面&浴室? 200V 
以上、最低回路数20なので

ブレーカー50A(10kVA)では
蓋はいらないので
BQW85204  20+4 http://www.taroto.jp/item/item.php?item_base_id=4168
または
BQW85262 26+2 http://www.taroto.jp/item/item.php?item_base_id=4180

ちなみにA棟は最大20回路、ブレーカー50A(10kVA)のBQR85164

A棟からのPF管

・電源の幹線(A棟パイプスペースのブレーカーから) A棟はCVケーブル14スケアらしい。施工が簡単なCVTケーブル14スケアかな? でもPF管は大きくしないと入らないかも。PFD28orPFD36
・エコキュート用の200Vを作業場の溶接用200Vとして利用するため直接引く。CV-2C 8スケア?(溶接機は200VでMAX40Aだがエコキュート用のブレーカーは20A。どうしても必要になったらブレーカーを30Aとか40Aに変えるか?) PFD28
・LANケーブル用 PFD16or22
・人感センサーセンサー間のわたり線 PFD16or22
・人感センサー駆動の12V PFD16or22
・インターホン回線(センサー12Vと共用するか?) PFD16or22
・予備

結局電線や材を無駄にしないように
PFD 28 30m = 15m x 2
CVT 14スケアは外形約22、PFD28は内径28なので、ぎりぎりすぎて後から通せないと考える。よって先に通した後にPFDを地中に埋める。CV8スケアは問題なく後から通るだろう。
PFD 22 50m = 17m弱 x 3
PFD 22 50m = 17m弱 x 3
予備2本で合計8本。径16は通しにくいことが十分わかっているので、念のためすべて22にする。


キッチン考察

新しいIKEAのシンクがきれいで、けっこうお手頃
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/S79157917/
73x44
オーバーシンクなのが気にかかるがエッジが立っていてよい。いままでエッジの立ったステンレスシンクはハンドメイドで高価だった。工場のプレス技術が進んだのだろう。

ダブルで置くとさすがに大きすぎるので、少し小さめをダブルで使うか?もしくは大小サイズMIXでダブルで使うか?
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/S89157912/
54x44

もともと角がぴんと立った人造大理石のシンクにするつもりだったが、人造大理石は白いと汚れが目立つ。IKEAのこれは真っ黒なのでこれも可能性として考える
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/S99157643/
56x50だがたぶんシンク内法は52x40くらい。これも使うならダブル。(黒はワークトップが木だと合わないか?)

キッチンのワークトップをどうするか悩んでいる。A棟のように集成材だといくらオイルを塗ってもシミや傷、へこみができる。かといって人造大理石ワークトップは味気ない。 ステンレスならシンクと一体のシステムキッチンにする必要があり、自分で作る作業が限られてしまう。
思案中・・・


床暖房?

床暖房のシステムが薄く、安くなっている。
まだやるかどうかわからないが、一応チェック

0.7mmだしヒーターの間にくぎを打つことができる
http://www.welife.co.jp/floorheat/specifications.html
200V

洗面所がFRP仕上げだと足・足元が寒い。900x3636でぴったり。
ふと浴室の洗い場も?と考えたが、200Vだしもしもなんかの拍子に防水が切れ濡れたら怖いな。サイズ的には900x1212 or 900x1515
1F来客用寝室をやると900x3636が5枚ほど。2Fは相当間引いて6~8枚。やはり結構コストがかかる。

浴室に使えるタイプも見つけた。100Vで断熱材を含むパッケージだが厚み30mmだと今回は難しいか?
http://www.atrec.co.jp/contents/bath/
浴室以外の場合は0.6mmで270mm幅x長さは100mm刻みで最大6000mm(釘は打てない)を複数並べるタイプ

もうすこし安くならないか電話してみるか?

2016年9月23日金曜日

浴室排水ユニット

排水ユニット物色中

B棟は天井が低いのでオーバーヘッドシャワーの高さが低い。よってバスルーム床もできるだけ薄く仕上げなければいけない。A棟では防水つば付きの排水ユニットを使ったが、絶対無理。(A棟ではFRP防水を防水つばに乗せ、その後モルタルをもって排水ユニット本体を固定。最後に再度モルタルの上をFRP防水という、ありえないほど面倒なことをしてしまった。)

B棟もFRP防水がそのまま仕上げなので、防水層なしの排水ユニットを使い、排水ユニットのふちにFRP防水を直接載せる。つまりFRPと排水ユニットの間に目地は作らないようにする。
トラップ部分は24mm合板に穴をあけ埋め込むと、出は30mm
これに向かって15mm合板で勾配を作る。バスタブ下は15mm2枚張り。

FRP仕上げは表面に凸凹があるので、少々の勾配では凹んだところに残った水は流れない。A棟は浴室にしては十分大きい3%も勾配をとったけど水がたまるところはやっぱりたまる。モルタルでなめらかなら1%でも流れるけど・・・

ということで、シャワーの下の排水ユニット上面が24mm合板+30mmで始まって、左右に+40mmまで、後ろは+80mmとすると勾配は+40mm/1800mm=1.67% バスタブ側へは+80mmから+100mmまでとすると+20mm/1200mmで1.67%。(あんまり傾けるとバスタブと床の隙間が気になる)
流れないものは流れない。仕方がない。

ガラスのドアの外を+120mmとすると浴室内外の立ち上がりは最低40mm~最大80mm(シャワー側)。ガラスドアの外もFRPで防水するので問題ないだろう。

最初は幅600mmの排水ユニットで十分と思っていたが洗い場の幅が1200+あるので最大幅の1200にしたほうが施工も簡単そうだし、見た目もよいだろう。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/aquashop07/ytb1200s.html?sc_e=slga_pla

巨大だが防水つば付いてる200x200より安いじゃん。




シャワー 1

シャワー物色中
A棟より天井が低いので計算。
理想的には身長185cm+300mm=2150mmがオーバーヘッドシャワーの吐出高さ。吐出高さから設備最大高さは88mm。天井までの間隔は40mm必要らしいので床から天井まで2280mmほしい。ところが下地24mmから軒下まで2246mmしかない。仕上げを極端に薄くしても天井10mm、床50mmは必要なので2186mm。逆算するとオーバーヘッドシャワーの高さは2058mm。身長175cmまでの人ならまったく問題なし、185cmだとちょっと手が当たりそうだけど・・・これで我慢するか?梁の間をへこませて、くぼみにシャワー押し上げられないことはないがFRP防水が難しいのと、天井にへこみがあって見た目が悪い。シャワーパイプ式でなく天井にオーバーヘッドシャワーを埋め込むタイプはかっこいいけど値段が高すぎる。どうしよう



2016年9月22日木曜日

断熱材

屋根裏は母屋と垂木がいっぱいあるので、グラスウール系断熱材で決まり
壁(外断熱)は40mmの厚みに抑えるため、Q1ボードで決まり
でも床下は、自由度が高い。

Q1ボードは0.021W/m・k
一番安いスタイロフォームIBは0.036W/m・k
木材(杉)で0.087W/m・k

つまり40mmのQ1ボードは68.5mmのスタイロIBと同じ、また166mmの杉と同じ
ちなみにQ1ボードは3x6で大量購入しても一枚あたり4900円(A棟建築時の価格)
スタイロIB35mmは7枚で10900円で売ってるらしい
http://kinouti.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=808495&csid=1
→35mm2枚重ねと考え70mmで1枚当たり3114円、たくさん切るのは手間だがQ1ボードとの値段差も大きい。(床下最低でも70枚なので13万くらいの差になる!!)

今回は横架材が90x90x880なので横架材間に埋めるとすると910 x 880 x 70(35x2枚)。 20mmの厚みの差は24mm合板との間の空間とすれば断熱効果も高まる。横架材の真下は35mmスタイロを1枚張っておけば、90mm木と35mmスタイロでQ1ボード40mmと同等以上の断熱性能。

洗濯室の洗面

洗濯室の洗面は汚れ物の下洗いができるようにスロップシンク(病院流し)にする。

SK106

水洗は壁付けだが出っ張らないようにしたい。シャワーなしサーモスタット付きバス水洗かな?と考えたけど、シャワーがあっても便利かもしれない。

INAX BF-HB345T (シャワーなし)
INAX BF-HB147TX-PU(シャワーあり)

もっと極端にシャワーのみでスパウトなしでもいいかもしれない 
TOTO TMGG44E

洗濯室の床もFRPで防水し、直に洗濯機を置けば洗濯パンがいらない。


バスタブ

バスタブの排水可能位置を確認。梁の真上なので横にずらす必要があるが、大丈夫そう
バスタブ排水PDF

追い炊き循環金具は現地施工。リンナイUF-A100を例としている。
NORITZの石油給湯器で大丈夫か確認必要
バスタブ追い炊きPDF

バスタブ取扱説明書PDF

排水パイプはVP/VU 50。床から25~40mmの高さで切断。
呼び50のエルボでフレキシブルパイプとつなぐ。
(FRP防水のパイプ周りの収まりはA棟とは違う。A棟はパイプをフラットに切ってFRPをパイプ内に落とし込むように巻いた。B棟はパイプを立ち上げその外に巻き付ける必要がある、ただし巻き付けが高くなるとエルボが入らなくなるので片側はパイプの内側に入り込む「片受」エルボにしたほうが無難だと思う)
http://item.rakuten.co.jp/suidou/vu90klt-50/




山留



作業部屋と洗濯機部屋の間のドア

作業部屋と洗濯機部屋の間のドアは安い勝手口ドアにする。

TOSTEM(LIXIL)
ロンカラーガラスドア:半外付け:850mm x 1974mm:残念だがこれが最大
ロンカラーカタログのpdf

ここが安いみたいだ
http://item.rakuten.co.jp/dreamsecond/lonc08520?s-id=bookmark_pc_normal_item

給湯器

今回は石油給湯器にしようかと考えている。

NORITZ OTQ-C4704AYS BL 幅540×高さ770×奥行き250(mm)
エコフィール 直圧 4万キロ
取扱説明書
施工説明書
外形仕様書


電源:アース付き外部(防雨)コンセント100V
風呂循環:2本
給水:1本
給湯:1本
灯油銅管8mm:1本

基礎は不要、転倒防止のため壁にビス固定(12mm)下地たぶん不要
設置個所は北東角:B8-B9通間(2階の吸気口からできるだけ離したい)
給水・給湯・循環配管は凍結防止ヒーター

循環金具
https://app.box.com/s/hv9g4bpcr3makepg8c1fx5klz9rbzgph
型番が入ってないんだけど・・・

オイルタンク
200L弱:コンクリート基礎にアンカー止め
火山ガス・酸性雨による腐食防止のため被覆銅管にする。
設置個所は南東角、電気引き込みポールの裏(すぐ北)
配管部品販売:http://www.omn.ne.jp/~do/onda1.html


2016年9月19日月曜日

材1 建て方時

建て方時に運んでもらう材を木拾い。

<以下10/27更新>
2x8 14f :95本(垂木70+母屋25)
2x6 14f :10本(母屋10)
2x4 14f :140本(母屋15+外壁断熱材の間材と外壁下地材85+1F床根太40)
WW 4000x120x30 : 30本 (パラペットその他)
WW 4000x120x45 : 30本 (パラペットその他)
ラワン合板 T1 9mm 3x6 :170枚 (屋根野地板とパラペット内側)
構造合板15mm 3x6 : 55枚 (パラペット外側13枚+1F床・バスルーム下地42枚)
米松、米栂など (KD) 3000x90x90 : 15本(片持ち階段構造部分)
米松、米栂など (KD) 3000x90x45 : 20本(片持ち階段構造部分)
米松、米栂など (KD) 3000x90x30 : 20本(片持ち階段構造部分)
野縁 赤松 4000x40x30 48本
野縁 栂 4000x45x45 48本
屋根断熱材 マットエース16K t=100 3坪入り 24本

壁の断熱材は別の機会に注文する。
<以上10/27更新>

設計GL=11.11=A棟の設計GL
プレカットサイズ 14010 x 8120 x 5494
平面1周=44260
 

屋根材
垂木:13fとして64x1.1=約70本
2x8 12f 3600mm 16.4kg 2100円
2x8 13f 4000mm 18.2kg 2350円 2本でカバーするには最低4m必要
2x8 14f 4267mm 19.1kg
2x8 20f 6096mm 27.3kg ない

ラワン合板 t1 9mm 3x6
平面138 パラペット32 計170x1.1=187

パラペット外側15mm 3x6 10/11更新
13枚

WW
4000x120x45 16本x1.2 = 20
4000x120x30 22本x1.2 = 26 必要 見積もりでは30
2x6 13fは 38x138x4000 1700円 46本必要 見積もりでは50
幅38mmでは両側からは打ちにくいので、メーターピッチでダブルにすると+7本

母屋
両端と間3か所、0-0.25-0.5-0.75-1
0: 高さ0
0.25: 2x4 高さ2
0.5: 2x4ダブル 高さ4
0.75: 2x6ダブル 高さ6
1: 2x8 高さ8
2x4 12x1.2=15本
2x6 8x1.2=10本
2x8  20本x1.2=24本(転び止めを含む)

階段用90角 10/11更新
栂・米栂3000x90x90 32本(1900円)=6万~7万
WW ? アカマツ? 栂 3000x90x30= 16本






2016年9月17日土曜日

Kokoon 3 HPがあった

KokoonのHP
http://kokoon.squarespace.com/home-1/

構造合板あらわしだと思ってたらLVLのパネルだった。それで木口がきれいだったんだ。あとLVLのほうが薄くするので、表面も構造合板ほど節が荒くないはず。塗装のせいではありませんでした。失礼しました。

クライペダの窓

ただなんとなく良い

ストックホルム市庁舎


ストックホルム市庁舎 議事場の天井。バイキングの船がさかさまになってのっかっている

ストックホルム市庁舎ブルーホール。室内だけど屋外のように感じるように作ったそうな

ベンチ

ヘルシンキ Kokoonが設置された小さな公園のベンチ。コンクリートの足の上にホワイトウッドらしき2x4を10本重ねただけだが色がいい。なんだろうこの防腐剤塗装。もしかしてタールとかかな?

Kokoon 2

室内から見た天窓カーテンレールにLEDテープライトが仕組まれている。
室内に照明はこのような仕組まれたLEDテープライトしかない。


お約束の構造合板むき出し
(あとでHPを発見し確認し確認したら構造合板ではなくLVLでした。失礼しました)

棚下のバーにもLEDテープライト

バスルームのドアは24mm構造合板2枚重ね!!
まあ反らないでしょうがむちゃ重いので頑丈な丸パイプレールで引き戸にしている。
隙間も大きいので防音にはならないと思う

手すりにLEDテープライトは自分もやる予定だった。
代官山TSUTAYAの階段も手すりにライトが仕組まれている
室内壁・天井の構造合板は半透明つやなしの白い塗料(すこし粉っぽいので目止めを兼たものかもしれない)が塗られている。構造合板の木目が抑えられ結構いい感じ。また木口も塗装のおかげですこしシナ合板っぽくなっている(そこまできれいではないが・・・)。これは参考にしたい
(※ 後でわかったことですが、塗装のせいではなくLVLのおかげのようです。)


Kokoon 1

 ヘルシンキの町中にアールト大学学生の作った実験的木造住宅Kokoonが展示されていた。ユニットを繋げたり、積み重ねたりすることを前提としている。(ちょっとエアロハウス風)

ユニット三段重ね。
飛び出た屋根は天窓を兼ねる。天窓周りはガルバ。壁に明り取りの窓がないので構造的に強いのだろう。また天窓の大きさは規格化されているので短期間で作りやすそう。外壁は縦貼り幅バラバラで面白いリズム


外壁と通気層。変わってるというか結構雑にビス止め。透湿防水シート風なものはない。雨や湿気が少ないのかな?あと外気温が低すぎてカビないか。この外壁材は普通の安いシダーか何かに赤い保護塗装をしているみたいだ。軒天は同じシダーの無塗装。



イノシシ家族の食堂になっている模様



A棟の今:夜編

秘密基地A棟の今