パラペットの幅は2x6SPF(140mm)または120mmWhiteWood。2x6SPFは安いが反りが結構あるので悩むところ。
パラペット内部は3x6材(耐水合板)だがプレカットのピッチはメーター。A棟ではパラペット外側をメーター、パラペット内側を3x6で作ったのでパラペットで間柱が入り乱れた。後で気づいたのだが2F梁までメーターピッチ、梁より上(パラペット外側と内側)を3x6にすればパラペット間柱はすべて455ピッチでOK。よってパラペット外側を囲う3x6の15mm合板が追加で必要になる。
笠木のブラケット:厚いアルミLアングル、またはステンレスLアングルを切ってL字金具として使う。
笠木の厚み(垂れ)は外側50mm、内側は手すり固定金具として機能させたいので70mmくらい垂らすか?すると用意するアングルは外側用が45mm、内側用が65mm。アングルを幅50mmくらいに切ってL字金具とする。これを455or303くらいのピッチで、パラペットの上の防水シートの上からコーキング&ビス止め。固定したアングルをブラケット(捨て笠木)として、その上にガルバの笠木をひっかけ、かぶせる。
ウッドデッキを固定する際は、内側のLアングルブラケットに笠木の垂れた部分をはさんで横からアルミのフラットバーか何かを固定。そのフラットバーにウッドデッキの手すり部分を固定する。ウッドデッキ本体は固定されないがウッドデッキの自重もあるのでたぶん大丈夫。アングルはネジを切るかタッピングビスを使う。アングルとパラペット本体側部に隙間がないとパラペットの防水層を傷つけてしまう。
通常のパラペットの厚さは。内側から
9(耐水合板)or15(合板)+120(WW)+15(合板)+40(断熱材)+21(胴縁)+18(外壁)+10(外壁からの出、余裕)=233or239、2x6を使う場合は+20
今回は笠木とブラケットの間に大きな間隔が必要。(Lアングルの厚み+ネジを止めるときに防水層を傷つけないため)。またアングル(ブラケット)の厚みがあるので、笠木をひっかけるのも工夫が必要かもしれない。(内側はブラケットに笠木をひっかけるのではなく、ブラケットになっているアングルにビス止めのほうが施工も簡単になるかもしれない)
前回笠木はOgawaTecさんに作ってもらったが、今回は自作したい。
木でガルバ板を折り曲げるジグを作れば(例えば深さ10mmの溝を切った長い木材にガルバ板を突っ込み曲げることで10mmの折り返しを作るとかすれば・・・)何とかなるのではないだろうか。
最終的なLアングルの大きさ厚みと 笠木の幅はパラペットが完成してから決定する。